漆原&ルシフェルラフ
一週間に一回アップしようと思ってたのですが、一週間後はとても更新できそうにないので今更新しておきます…(´・ω:;.:...
漆原のラフだけ点数が多くて細かいのは最初の方に描いたのでまだパワーが有り余っていたためです…。
左中央の服は原作ピンナップを見ながら、ベルトいっぱいの服は029さんの描かれたラフを拝見して描いたものです。
幼い顔立ちに振るか、少し大人っぽくするか迷った形跡があります。
魔王ラフ
まだ魔王姿が原作挿絵に登場していなかった頃のラフです。
今見返すとたいぶ雰囲気が違いますね…。
着痩せするタイプ
折れた角が現在と違いますが、漫画に登場させるときに
キャラがページめくり方向である左方向を向くことが多いので、
左を向いた時に角の断面を見せられる方がいいんじゃないかなという発想から、折れた角を左角にさせていただいた経緯があります。
(漫画において左向きはストーリーの進行、前進、出発のイメージがあり、右向きは撤退、立場の転換、過去の回想などに使うと自然…みたいな話をどこかで聞いた気がする)
左向きが描きやすいからとかじゃないんだよ。ほんとだよ。
アルシエルのラフ
全テ本が届きました!設定画がたくさん載っていたので、ワクワクしながら読みました。
(設定画大好きです)
コミカライズ連載にあたって覚え書きとして描いたアルシエルのラフをそっと載せてみます。
上書きしてしまって現物は残っていないのですが、
こちらは漫画版登場直前になって改めて描き直したver.2で、一番最初に描いたラフのアルシエルはマントに肩当てがあり手は黒い爪のみで外殻がないデザインでした。
そちらをアニメで採用して頂いたものと思います。
魔王軍紋章は実は細部が手描きでけっこう荒いです…。
トーンの本とかを買いました
ツイッターだと長くなっちゃうけどメモしないと忘れそうなことなどを書いていこうと思います。
・マンガテクニック講座 スクリーントーン百科
(http://comics.blog.shinobi.jp/mangadrawing/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%99%BE%E7%A7%91)
を買いました。
内容についてはリンクしたブログで詳しく紹介されています。
もう15年くらい前の本ですが、削りや重ね貼りのテクニック、それらしい見せ方などいろいろ参考になりました。
いつも締切ギリギリなのでトーンにかける時間がなかなか取れないのですが、削りだけでも工夫していきたいなと思います…。
デジタルだとどうしても縮小表示+パターンブラシによる削りで、削りが雑かつワンパターン化しやすい気がするのでそこをなんとかしたいなと常々思っています。
今のところ数パターンのブラシを重ねて使うようにしていますが、やっぱりアナログの臨機応変な削りにはかなわないなあと思いました。
トーンの点をひとつひとつ目視で削り取っていくやり方とか紹介されてましたが、デジタルでやったら目が死にそうです。
この本はすごいトーンテクを駆使した風景画が収録されてますが、写真に近ければ近いほど、今のデジタルコミックでこれをやったら写真加工とそれほど変わらないな…とも思ったりしました。
(それが悪いわけじゃなく、手描きなのに今の目線でパッと見ると「ああ、写真加工か」と思われちゃうのは損だなと)
うまくいえないんですが手描きの線なり削りなり描いた人の手が入ってると感じさせる部分が大事なんだなと思います。
いくつかの線数を使い分ける貼り方も紹介されていましたが、デジタルだとよほど大きい差が無い限り見栄えが変わらないので、私は今のところコミカルなシーン以外は背景も人物も全部60線で貼っています。
魔王さま漫画版1話は部分的にキャラの瞳などを75線で貼っています。その後全部60線に変えましたがあんまり変わったような感じはしないですよね。しないと思います…。
デジタルトーンで残念なのはゆるやかなモアレが出せないことです。
雲や瞳の表現に使ってみたいのに46〜48度あたりの微妙な角度の傾きは反映されないようで…
その分つぶれたりすることはまずないので色々試したいと思います。
まずは仕上げにそれだけの時間を捻出できるようにしなければ
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日記を再始動してみて思ったけど、画像がある日記とない日記はわけた方がいいですね。カテゴリわけどうやるんだったっけ…
そろそろnicky使うのやめてもっと便利なブログにしてもいいんじゃないかなと思うんですが、この孤島みたいな旧世代仕様が愛着あるので、もうしばらく使おうと思います。